自転車のフレーム角度と乗車姿勢(ImageJの使い方-その3:角度や面積の測定)
27-July-'07 10:40
Age: 3 yrs



Category: Bicycle, ImageJ



自転車に乗って楽しく感じるかどうか?個人差もあるとおもいますが、想像以上に(意外に)速く走れたり楽々と加速してくれるとワクワク感が出てきます。車輪(車体ではなく)が充分に軽いことが大前提ですが、後は、乗車姿勢(特に体と足の角度)が良くて自然で楽にペダリングが出来るとスピードが出やすくなります。

腕の引きを考えない場合には、足は真下に近いほどペダルに力が入り易くなります。その証拠に上り坂では自然に立ち漕ぎになります。サドルに座った状態ではハンドルを握った腕を手元に引き寄せる力も動員できるので足が真下よりはやや前に出た状態が一番力が入り易そうです。そうするとシートポストの角度(より正確にはサドル中心からペダルクランクの回転軸までの角度)が結構重要であると予想できますが、実際のロードレーサーではこの角度は74°か75°位になっています。

そこで直前のニュースで紹介した色々な自転車のシートポストの角度を測定してみました。以前に紹介したフリーの画像解析ソフトImageJを使って自転車を真横から撮った画像で測定します。ImageJで角度を測る手順も簡単でした。ImageJを起動して画像を表示したら、1)まずツールウィンドウで”角度ツール(Angle tool)”をクリックして、2)画像ウィンドウで測りたい角度の3つのポイントをクリックして行きます、それから、3)メニューの”Analyze”の一番上の”Measure”(またはCtrl+M)を選択するだけです(右キャプチャ画像)。測定結果は別のウィンドウに表示されます。角度を測る線は後からマウスで微調整できます。(尚、面積を測定したいときは予め長さとピクセルの関係を設定しておきます。そのためには長さの分かっているものを同時に写し込んでおきます。そこで”直線ツール”でその基準の長さに”黄色い”直線を合わせてから”Analyze”の”Set Scale...”を実行して”Known Distance”の欄にその長さの数値を入力して”OK”します。その後で”囲みツール”を使って面積を囲って”Measure”します。)

乗ってみて非常に楽しかったa.n.design-worksのand-14Bではこのシートポストの角度が74°位ありました。このand-14BやBD-1ビアンキのフレッタは折り畳みの機構上クランクの回転軸(ボトムブラケットBB)はシートポストより前にあります。この回転軸からサドルの中心までの角度はand-14Bでは約71°でした。それに対してBD-1やフレッタでは約68°でかなり寝ています(ママチャリに近い;極小径車のB&bも69°なので同様です)。しかも、BD-1やフレッタの場合ハンドルはかなり前になっており前傾姿勢をとりながら足をおなかに近づけるような無理な姿勢を強いられます。これがBD-1やフレッタに乗っていて自然で楽しいという気持ちにならない理由のひとつでしょうか?この角度をもう少し立てたフレームに変更すれば良いだけですが、折り畳みの機構上無理なのでしょうか?Tikitの場合にはand-14Bと同じくらいの角度になっているので、乗っても楽しいと予想されます。ちなみに、以前に購入したロードレーサーではこの角度はやはり74°くらいで、ほぼ理想的な角度でした。








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