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昨年度は、CypressのPSoC混合シグナルアレイシリーズに新たにPSoC3が導入されました。今年は更にPSoC5が導入される見込みです。PSoC3は、PSoC1同様にCPUは8ビットですが、大幅に性能の向上が図られているそうです。PSoC5はCPUが32ビットのARMプロセッサーになるそうです(CPUの性能が最新の携帯スマートフォン並み?)。今回、漸くPSoC3/PSoC5用の開発キット(CY8CKIT-001)を入手しました(右上の写真)。開発ボードとプログラマー(MiniProg3)のセットでした。この頃何故かCypressのサイトからは購入できなくなっているので、DigiKeyから購入しました。とりあえず、プログラム開発環境(PSoC Creator 1.0;PSoC Programmer 3.10)のインストールと動作確認です。これまでPSoC1用のPSoC Designer 5.0を使っていたので、同じように使えるかと思っていたのですが、ガイド(マニュアル)をよく読まないとハマってしまう幾つかの落とし穴がありました。まず、ブラウザーは最新のExplorer8にすること。そして、開発環境のインストールが先です。含まれていたCD-ROMはPSoC1用とPSoC3/PSoC5用の2つです。PSoC3用は次のような順番でインストールされました。通常のデスクトップにもネットブックにも問題なくインストールされました。PSoC Programmer 3.10 → Keil → PSoC Creator 1.0 → PSoC Development Kit 1.0ネットブックの場合にはCD-ROMの内容をUSBメモリーにコピーして中のcyautorun.exeを起動すればあとは同様でした。インストールされたら動作するかどうかの確認ですが、PSoC Creator 1.0を立ち上げてStart Page Topicsから指示に従ってキットのExample2を読み込ませてみました(右2番目の画像;ネットブックの画面)。開発画面からは以前のデザイナーのチップの内部バスの結線の図は消えてしまいました。画像のように端子ピンとADコンバーターとLCDの模式図に替わりました。端子ピンとADコンバーターの間は線で繋がれています。これで、それぞれのコンポーネントをコンフィギャーしたらハードのセットアップは終わりのようです。後は、Cプログラムを書けば完成です(サンプルは既に書かれてます)。PSoC1用のデザイナーからの類推で行くとここで”ビルド”アイコンのクリックですが、PSoC3用のクリエーターも同じでした。ビルドが完了したら、いよいよプログラムをターゲットチップに書き込みます。ここで、CD-ROMのuser's guideを読まなければ幾つかの注意点に気付かずスキップしてしまう羽目になります。1)MiniProg3の接続は、開発ボードの電源オフで行います。2)MiniProg3をUSBと開発ボードに繋いだら、開発ボードの電源を入れます(ACアダプターを繋ぎます)。3)メニューの”Tools”の”Options”から”Programmer/Debugger”の”MiniProg3”で右3番目の画像のように設定します(3.3V-SWD-10Pin-Reset-3.2MHz)。4)メニューの”Debug”の”Select Debug Target”で右4番目の画像のようにターゲットチップを選んで”Connect”します。5)最後に”プログラム”アイコンのクリックです。プログラムの書き込みが終了してから開発ボードのリセットボタンを押せば無事に動作確認できました(下の補足)。PSoC3はPSoC1に比べてどのような性能アップが図られたのでしょうか?例えば、ADコンバーターの右クリックでコンフィギャーできますが、サンプリング精度(8~20ビット)もサンプリングスピードも簡単に変えられることが分かります(8ビットで384000spsまで;16ビットで48000spsまで)。今度のPSoC Creatorの使い方も各コンポーネントのデーターシートの熟読が一番の早道のようです。補足:Example2では開発ボード上のpin0_7とVRをジャンパーワイヤーで繋ぐ必要があります。開発ボード(右上の写真)の左下隅にある可変抵抗(ポテンシオメーター)の出力電圧をADコンバーターで読み取ってLCDに表示します。
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