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9月15日のスポーク張力の調査ではALX430の場合には張力を下げると高速巡航性能とコース平均速度(コースタイム)が改善したという結果でした。そのときに後輪のフリー側の張力がポイントであることが示唆されていました。今回は手組のMavic OpenProを使って後輪のフリー側の張力を2段階に下げてみた結果です。OpenProオリジナルの後輪フリー側はタイヤの空気圧ゼロで1550Nでした。初めに1300Nまで下げて(ニップルを1/4回転緩めました)乗ってみたところ高速巡航の性能も殆んど同じでした。いつもの40kmコース(右写真)を走ったところ平均速度(即ち、コース距離÷コースタイム)も殆んど同じでした。この1300Nという張力は改善したALX430’スペシャルと同じくらいの張力です。このことから、ALX430では偶然に改善した可能性も出てきます。改善するホイールと改善しないホイールがあるという可能性も出てきます。元々このOpenProはALX430よりも高速巡航性能が良かったのでこれ以上改善しないという可能性もあります。或いは、前輪のスポークテンションが重要という可能性も否定し切れません。というのは、ALX430の場合には前輪も後輪もテンションを下げているからです。これが1週間前の週末の結果でした。これらの可能性を絞り込むために直近の週末に後輪のフリー側の張力を更に下げてみることにしました。1300Nから更に下げて1050Nにしました(ニップル1/4回転;オリジナルの位置から1/2回転)。まだ40kmコースを1回しか走っていませんが、これまでのコースタイムの新記録を再び更新してしまいました。これまでのALX430’スペシャルの記録よりも更に0.5km/h位良い結果でした。オリジナルOpenProよりも0.5~1.0km/h、オリジナルALX430と比べると1.5~2.0km/h位改善しているという結果です。ということは、どのようなホイールでも改善する可能性があるということを示唆しています。未だ全貌は見えませんが、普通の脚力又は貧脚の人が乗る場合で後輪フリー側の張力が高過ぎる場合にはこの張力を下げることで走行性能が改善する可能性が高い、と言えそうです。週末のみライドで脚力を鍛えられない場合にはこの辺りがタイム改善の限界のようです。というのは、記録は伸びるが疲労度も増大しました。張力が高い場合には高速巡航である速度になると頭打ち感が出てきてそれ以上速度を上げる脚力が残ってないという感じになりますが、張力を下げるとこの頭打ち感が消失してもうチョット頑張るともうチョット巡航速度が上がるという感じになるからです。で、もうチョット頑張ってしまうので疲労度もチョット増大しました。エネルギー保存の法則には勝てません。どの位スポークテンションを下げれば良いかという問題は、今回の場合でOpenProとALX430では若干異なるということも示唆されています。脚力でも違うかも知れません。単に脚力が弱い場合にはホイールが硬過ぎると脚に来てしまうということを示しているに過ぎないのかも知れません。前輪のテンションを下げると更に改善する可能性もあります。というのは前輪のフライホイール効果も高速巡航性能に寄与する可能性があるからです。実際にイタリア製のホイールの前輪のテンションはかなり低めです(自転車の構造に関する解説サイトのスポーク張力の例)。これは高速巡航性能のためでしょうか?それともイタリアの石畳などで乗り心地を改善するためでしょうか?これまでにテストしたスポーク張力をまとめた表です。下に行くほど高速巡航性能が良くなっています。後輪はフリー側の張力。
(単位はN)
前輪@0気圧
前輪@7気圧
後輪@0気圧
後輪@7気圧
ALX430
?
OpenPro
1240
1110
1550
1300
OpenPro'
ALX298R
1370
1150
ALX430'
990
OpenPro''
1050
900
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